夜 と 絵本
―気持ちがいい夜
ここ数日、日中だいぶ暑くなってきましたが夜は涼しい風が吹いて癒やされます。
窓を開けて絵本の読み聞かせをしていると心も落ち着いて頭がスッキリしますよ。
普段、読み聞かせは「娘が読んでと言ったらいつでも」を心がけており、特に時間帯を決めていませんが、不思議と絵本は夜読むことが多くなります。
家事も落ち着いた寝る前、ほっとひと息つくのに絵本はちょうどいいですね。
夜の絵本を2冊、紹介します。
・ひとりでおとまりしたよるに
※所要時間8分~10分
※4才頃からおすすめ
エイミーはおばあちゃんのおうちにお泊りへ行くことにします。
初めての一人でのお泊り。宝物を3つ持って出発です。
おばあちゃんのおうちはとっても楽しいけれど、夜になるとちょっと不安に…
ママ、弟のビル、犬のボンゾは今頃どうしているのかな…
お泊りって子どもにとって特別なものですよね。
パパやママと離れて一人でお泊りができるようになるって成長だなと思います。
「みえなくても、みんな ちゃんと そこに いるんだよね」
当たり前だけどそこに気づくことが大人への大きなステップなんですよね。
【好きすぎポイント】
最後の最後、エイミーは寂しさに耐えられずに泣き出してしまいます。
ここで描かれているエイミーの挿絵が母心を揺さぶります…!
心細くて仕方ない表情で、我が子を重ねてしまいこちらまで泣きそうに…
結局一晩早くおばあちゃんのお家へやってきたエイミーのママの気持ち、
わかります。笑
絵もかわいらしくて素敵なのでそこもおすすめです。
見開きで文章のないページはゆっくりと眺めるのもいいですね。
☆来週 月曜日は二冊目の夜の絵本を紹介します。