飴 と 絵本
―あめはあめでも
梅雨だ梅雨だと思って雨の絵本を紹介するつもりが、天気がいいので
そんな気分でもなくなってきました…!
あめはあめでもこんな絵本があります。
・あめだま
※所要時間8~10分
※4才頃からおすすめ
なんとも魅力的な表情のこの表紙。
主人公のドンドンはビー玉で遊ぶのが好き。一人ぼっちだって気にしないもん…
不思議なビー玉…のような飴玉を手に入れたドンドン。
舐めると色んなものの心の声が聞こえてきます…。
フフッと笑えるところあり、じんわり心が暖かくなるところありのお話です。
素直な心の気持ちを伝えること、大切ですね。
【好きすぎポイント】
ドンドンの表情、最高です。
一見、飄々とした雰囲気のドンドンですが、びっくりしたり、
真剣になったり、甘えたり。
子どものふとした瞬間の表情がリアルで引き込まれます。
また、長谷川義史さんの訳、これも最高です。
こてこての関西弁とドンドン。意外にも合うんですよね。