あめ と 絵本
ー雨を楽しむ
早すぎる梅雨の開始にうんざりしていたのにここ数日は天気もよく
雨に悩まされることも減りました。今週中盤は雨なのかな…?
え、これ、梅雨終わったの?
と思うと突然 雨の音が恋しくなってきます。
なかなか止まない雨を家の中から眺めるの、好きなんですよね。
娘たちとベランダに出てみては「まだ降ってるね」とか「すごい音だね」
とか言いながらぼーっとするのも気持ちのいいひとときです。
ザーザー、サーサーという雨の音とともに読みたいのがこの絵本です。
・あめがふるふる
(田島 征三)
※所要時間 5分
※2,3才ごろからおすすめ
ネノくんとキフちゃんは雨の日のおるすばん。
かあさんからおそとへでないでおへやであそぶのよと言われます。
だけど、窓ごしにカエルにオタマジャクシ、カタツムリもやってきて…
ダイナミックな絵による生き生きとした雨の風景が魅力的な絵本です。
降り続く雨のなかで、動物や植物たちの生命力が兄妹を包み込みます。
【好きすぎポイント】
梅雨の美しさ、力強さが見事に表現されています。
家の中でお留守番する兄妹に対し、生き生きと躍動する外の世界は雨の恵みを
心から喜んでいるようです。
小さな我が子たちには「生命力が~躍動している~」とか言っても
理解しづらいところですが、目をキラキラさせて聞いてくれたところを見ると
少しは伝わったのかな?と思います。